遺伝子変異によるコロナウイルスの悪性化

日本では2月にコロナウイルスの感染が出始めましたが、当初死者数も少なくうまくコントロールされているように見えましたが、ここ1,2週間で東京を中心にコロナウイルスの感染が広がってきています。

オリンピックの延期が決まったあたりから、コロナの感染が急に増えだしたので、オリンピックの延期が決まるまでは過小報告していたのではないかとか、検査拒否していたのではないかという疑惑がでていましたが、ほかにも理由があるようです。

Nextstrainというサイトで世界各地のコロナウイルスの遺伝子配列を比較し、系統樹が作成されています。

https://nextstrain.org/

横軸が時間で、紫の丸が中国で検出されたコロナウイルスです。

濃い青の丸に日本のコロナも含まれています。

日本で最初に流行ったものは中国型と近いものでした。

2月26日の辺りから増えてくる黄色の丸がヨーロッパのサンプルです。

ヨーロッパでは中国に近いタイプと上のほうにある中国とは違うタイプのものが同時に流行しています。

今、ヨーロッパで爆発的に感染が増えていて、スペインやイタリアの致死率が高いのは、おそらくこの上のタイプです。

このヨーロッパ特異的なタイプは感染力も強いし、致死率もとても高いようです。

日本でもヨーロッパ旅行帰りの人たちが次から次にコロナを発症しましたが、そのうち何割かはヨーロッパ特異型でしょう。

今、急激に東京でのコロナウイルスの感染が広がっているのは、ヨーロッパ型の感染力と致死率の高いコロナウイルスの可能性が高い。

2月、3月には日本ではコロナウイルスは感染を抑えていたし、致死率も低かったけれど、今来ているコロナウイルスがコントロールできるかはわかりません。

日本もヨーロッパのようになる可能性があることを考えておく必要があるかもしれません。

動きが遅いと言われる安倍首相でも、東京での一日の感染者が1000人を超えてきたら、封鎖に動くのではないでしょうか。

ただ感染が広まってしまったあとで封鎖しても、感染が減るまでにはずいぶん時間がかかってしまうでしょう。

イタリアはすでに封鎖して1か月近くになりますが、まだ封鎖を解除できず、4月12日まで延長することを決めています。

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