米スーパー株バブルの崩壊と回復、第二リーマンショックは起きるか (thutmosev.com)

トトメスさんがおもしろい記事を書いています。
バフェット指数として有名な名目GDPと株式時価総額を比較したもので、上の図は世界全体のものだそうです。
まさに壁にぶちあたろうとしています。
となると、次に起こるのは株価の暴落ということになるのですが、名目GDPのほうが増えてもいいわけです。
世界中の中央銀行が金融緩和をしているので、今にもインフレに火がつきそうです。
インフレになれば、当然、名目GDPはそれだけあがります。
なので、バフェット指数が維持されるためには、株価の暴落、もしくは、インフレがおこることになります。
どちらがおこるかは中央銀行次第です。
このまま緩和をどんどん続ければ、株価は維持されて、インフレになっていくはずです。
ただインフレは2%を目標にすると明言しているので、2%を大きく超えてくれば、緩和終了で株価暴落による調整がおきます。
インフレを抑えるのは、金融調整だけではなく、増税でも可です。
MMTの結末は消費増税? | Semi-retiring (semi-retiring.xyz)
MMTの行く末ともからんできますね。
いずれにしても、コロナが終われば、インフレに移行していきそうです。
そのとき、政府、中央銀行のどちらが引き締めにまわるかです。
今年の夏には、コロナがひと段落しているでしょうから、どうなるか正念場を迎えそうです。
インフレになれば、現金が価値を失っていき、暴落になれば、株価が大きく下がります。
なので、この2つをバランスよく配分しておくのが、防御としてはよいです。
僕の方針は特に変わらずで、30%程度を株の長期投資にぶちこんでおきます。
株と現金を半分ずつにしないのは、株のほうが値動きがはるかに大きいからです。
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